地獄棚〜大滝峠〜屏風岩山と三椏

ね、寝坊した。。。。
今日は気になった古道歩きをしてみようと権現歩道へ行くつもりでしたが。ちょっと寝坊w
行ける所まででいいやって思いながら、相棒くんと大滝橋へ向かいました。
大滝橋はまだ誰も入っていない。まっ白なアスファルトにタイヤの跡をつけます。
地面はツルツル滑る。ヒャー ^^;
支度を済ませて林道を歩くがうっすら雪化粧されたまっ白な世界を歩き始めます。
昨晩、雪が降ったのだ! サラサラな雪が積もって白銀の世界♪
くらいむ・おーーーーん!
 
 峰山橋へ到着。去年の夏、ボッコリ陥没していた場所が綺麗に修復されていました。
 今度は陥没しなさそうw コンクリでがっちりだったし。
 登山道へ突入。
まっ白な景観がずっと広がり木々に乗った粉雪が舞い落ちてずっと降り続く景色がキラキラ♪
太陽はまぶしく木々から差し込む。 今日はいい天気☀☀☀
ルンルン気分で歩きます。
 大滝沢って綺麗だと思うんですよねー。と、個人的に思うのですが?どうでしょう?
今日は我々が一番乗りのようです。踏み跡がない所を歩くのっていいね♪
 途中、登山道に新しく鎖が設置されていました。
今日はなんだか異様に滑る。さっきからズルっとなってばかりなの。
なんか登山靴が滑るみたい。ビブラムソールと雪って相性悪いのかなぁ?
と、ブツブツ言いながら歩く。
マスキ嵐沢の出合前で登山道から外れて大滝沢沿いを歩きます。
だから、滑るんだってば!今日はw
と、ブツブツ言いながら、沢歩きを苦戦しましたw
 堰堤が見えて来たので対岸へ渡り右から越えますよーっと。
 トラロープの設置があるので問題なく登れるが、滑るんだってば!!ww
そして、沖箱根沢のF1を対岸に遠目に眺めた。少し表面が凍ってました。うっすらと。
時間もあまりないので目の前までは行かずに今回はスルーしました。
そのかわり対岸にある無名の滝?を見た。水量は少ないのだけどね。
いい滝になってると思うけど?いいかがでしょうか?
しかし、着雪のある沢歩きは滑るのですよ。つるんつるん。苦労しながら歩みは止まらない。
これだけ滑ると、もう、雪いいやっってw 思い始めるwww
 沢がS字にカーブする場所でのナメに到着。冬なので水量は少なめだけど滑るw
しかも、水流ギリギリの岩肌は凍結しているのです。
雪が無いからと足を置いてみたら氷なんですもの。そりゃもう、ツルンですw
登山靴じゃ滑るので四つん這いに歩いて通過しましたw
ここを通過すると地獄棚がどーーん。
 いつ来てもいい滝だー。好きな滝の一つです。この豪快さがいい。
結構寒くなったおかげで少し凍結していました。
 地獄棚を堪能して、一般登山道へ出るため尾根に取り付きます。

動画はこちらをどうぞ
トラロープ過ぎてヤセ尾根を登るのだが雪があってかなり怖いw
無かったら、普通の詰め上げなんですけどー ^^;;
滑らないように注意しながら一歩一歩進みます。
登山道に合流するまではずっと急登です。
登ってる最中に大きな音が聞こえた。どうやら地獄棚の上部の氷が決壊した様子。
大きな水の音が聞こえてきてました。
もう少し見ていたら丁度その瞬間が見れたのにぃー。くやしーっぃぃ!
尾根を上がりきってホッとして登山道と合流し、一軒避難小屋を目指します。
登山道には人間の踏み跡がありました。私達より後にスタートした人達でしょう。
一軒避難小屋に到着。踏後のグループが休憩をしていました。
ここで私達も一休みします。
大滝峠上までは行かずに途中、ショートカットして尾根を歩く予定にしていたので
目的地の分岐に到着しました。ここで道を間違えましたw
完全に作業経路の入口の看板が白い景色と同化しており気付かず、
違う尾根へ取り付いてしまいました。
地形図どおりに確認しながら尾根を進むが、なーーーんか、下り過ぎじゃない???
次第に沢の音が聞こえ始めるw 絶対におかしいぃぃ!!
辿るルートは頭に入ってたのだが、周囲を見渡しても谷間をトラバース出来るような場所がない。
このまま進んでも沢に下りてしまう。。。
うーん、「戻ろっかw」
分岐まで戻ります。戻りながらトラバースできるかどうか確認して取り付いてみるが、
「ムリムリw 戻る戻るー!」獣道くらいなのしか見当たりません。
で、分岐に戻ったら、
作業経路の看板に目についた。。。
完全に見失ってたじゃん。
作業経路は明瞭で、ズンズン進みます。
途中、風が吹くと「痛いw 冷たいw」今日は風が冷たくて寒かったです
経路は明瞭で、トラバースルート。安心して歩ける♪
谷間を何度か渡ります。
前を歩いていた相棒くんが「これはダメだ」と振り返る。
なんだなんだ?と野次馬的に先を見ると、
おぉ??
めっちゃ、崩壊してますやんwこれは、アカン! と、まわれ後ろ。
2mくらいのところ高巻きして崩壊地を回避し経路を再び歩きます。
ここを通過したらちょっと登れば一般登山道と合流します。
50mくらい歩けば大滝峠に着きました。
大滝峠に到着。
ここにも作業経路がありました。何処と繋がってるのか今度確認したいと思いました。
大滝峠を少し下がって行くと権現歩道の取り付きを確認出来ました。
本当は今日はここへ入って大滝沢橋まで行って権現歩道を歩く予定でしたが、
ここで12時前でしたので行ける訳も無くw
次回の時の為の調査という事で屏風岩山へ向かう事にします。   
途中、作業経路を通過します。
どうやらここは地獄棚右岸尾根で登る作業経路と繋がってるようです。
屏風岩山まではぶなを楽しみながら歩ける尾根です。
ぶながまぶしい。静かな尾根歩きをします。
木々の合間から展望の良い場所があったりします。
前方から単独の男性がやってきて話をしたら、
「東峰から登って来た。黄色いマーキングして来た。」と親切に話していた。
ぶなが良くて見上げると、新緑がついており春の訪れを感じます。
屏風岩山までは、小さなピークを越え地味にずっと登り詰めると到着します。
特にナニもありませんが、ここで東峰へ行くルートへ進路を取ります。
お腹ペッコリなのでお昼を取りたい所ですが、風が吹き抜け寒くて痛いw
風が避けれる場所まで向かう事にし、東峰の方へ向かいます。
鹿柵のある場所で休憩をしました。お昼は40分程度で済ませて東峰へ向かいます。
先程、尾根ですれ違ったおじさんの付けたマーキング。
木々の間からは眺め良い♪
所々で赤テがあったりしますが、尾根を外さすで歩いて行きますのでわかりやすいです。
何処までも尾根がなだらかに続きます。
箱根屋沢ノ頭と書かれた赤テ。この辺、P965。
鹿柵沿いに歩きます。
こんな柵越えがあったりします。
ハコネ沢ノ頭と書かれた赤テ。
踏跡は明瞭ですが、途中からトラロープの張られた尾根を歩いて行きます。
なんの為のトラロープなのか不明ですが、結構長く張られていました。
地面にはどんぐりが沢山落ちていた。
木々が開けると展望がいい場所がありました。ルンルン気分です。
ずっと下って行くと、三椏の木がポツポツ現れてきます。
鹿柵越えのハシゴがありました。鹿柵の向こうに踏跡見えた。
どこを歩ける経路なのでしょうか? 気になるなる。
P650の手前で三椏群生地が現れます。
ワサワサ三椏があります。ミツバ岳よりたくさんありますw
三椏は好きな花です。
山を始めて最初に覚えた山の花が三椏だったからです。
ホント、三椏だらけ。
来月、また此処に来ようと思います。
尾根を下りて行くとまた展望がいい場所があります。 鹿柵沿いに進みます。
P650に到着。
ルンルンで尾根歩きをしていたのですが、ここから尾根が急峻に下ります。
赤テとかはあったのですが、滑りそうで危ない尾根なので一歩一歩慎重に進みます。
落ち葉があって滑りまくりで危なかった尾根でした。苔のある尾根があったりします。
ここから作業経路に取り付けばよかったのですが、緩やかに下りれば問題ないだろうとそのまま進みますが、笹薮だらけの所に出てしまいしばらく薮漕ぎw 薮漕ぎは先が見えなくて危ないです。 
獣道を辿ったりでなんとか下山できた。出て来た場所は林道の途中でした。
綺麗に下山したいと思ってたけど、最後グズグズw
一歩間違えば大変な場所に出てしまう所だったので、今回はラッキーだったでしょう。
下りて来た場所↓
下山時間予定どおりの15:30頃でした。
積雪があると通常の時間よりどうしても時間がかかる。特に沢歩きは倍にかかりますね。
あと、ルート間違えてアルバイトしちゃったのも時間のロスでした。
予定していたルートは行けなかったけど、
自分が把握している尾根や場所が色々とまた道が繋がった日でした。
帰りは相棒くんが行った事ないと行っていたので、
美味しいお蕎麦を食べさせてやりたくて箒杉茶屋へ向かった。
箒杉茶屋はおじいちゃんとおばあちゃんがやってる店です。
おじいちゃんは若い頃、丹沢の山岳救助隊をしていたそうです。
店の中にはその写真があります。私は久しぶりに訪れました。
今回は月見そばを注文。ポテトサラダが美味しかった。
この蕎麦のカットが不規則なのがウマイんだな〜 ^^
ごちそうさまを告げて、店を後にし、箒杉を眺めて帰路としました。
箒杉の大きさはいつ見ても生命力を感じます。


帰りに道の駅でこんなポスターを発見!
神奈川チェンソーアートw
大野山にあるやつみたいなのが立ち並ぶのか?
ゲストは清水国明だ!
 おまけ↓
今年のポスターは大人しめだ。。。

コメント

  1. 凍った土の上に新雪ですから、注意しなければ滑るのは当然です。雪同士で、積雪があれば、不注意に歩くと新雪(表層)雪崩ですね。
    大滝峠の作業径路は、そのまま行けば、保護柵にぶつかります。それを回り込むと、崩壊地に出ますね。

    屏風岩山からの東尾根は、隠れたミツマタの群生地です。大滝橋へ下るルートよりも笹子沢へ下るルートの方が、素晴らしい。
    ミツバ岳のように富士山を背景に出来ませんが、私は、笹子沢ルートの方が好きですね。

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    1. yamajinnさん、こんばんは。

      雪山の経験はないので、雪に対してはわかりませんが、結構滑るのには驚きました。
      いい経験になりました。
      大滝峠の作業経路の件ありがとうございます、色々繋がって来ると楽しいですね。

      笹子沢の尾根は今度歩いてみたいと思います。

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  2. raeさん

    ルート参考になりました。

    いつかマネして歩いてみるかも・・・。

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    返信
    1. はじめまして、ツネイチさん。

      ルートは参考にしないでください。
      そしてマネしないでください。
      なぜなら、私達は正しいルートを歩いていないからです。
      なので、一般登山道以外のルートは絶対に参考されない方がいいと思います。。。

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