荒雄川支流 保呂内沢西ノ股沢~保呂内沢本流 1日目


ずっと憧れていた東北の沢へ出かけてきました。
今回は山の仲間、Sさん、Fさん、Oさんと4人で保呂内沢へ向けて夜出発しました。
 
保呂内沢は秋田県の虎毛山塊周辺に流れる沢で、荒雄川が支流となる。
荒雄川は荒雄湖に鳴子ダムを抱え、周辺には温泉が沢山あります。
TVなどでよく見る鳴子峡周辺と言えばピンと来る人も多そうですね。
沢へのアプローチは鬼首温泉郷を通りすぎ、鎌内林道から入れる所まで車で入ります。
結構なダートコース。
盗人滝という大きな滝を持った鎌内沢と保呂内沢は平行して流れています。
時刻は10時30分頃、分岐からスタート。
鎌内林道にある盗人滝への分岐が目印
 
この日は天気が快晴♪
林道歩きが暑かったからやっとたどり着いたと感じた。
ここのアプローチが分かりにくい(見落としやすい)ので目印を倒木とケルンを作っておきます。
他、木にホームセンターの袋がぶら下がってるので分かりやすい目印がありました。
10時50分頃入渓。
綺麗な水が穏やかに流れます。
途中歩いてる最中トンボが沢山飛び交い、魚影も何度か見かけます。
ヤマメとイワナです。
後で思いましたが、このまま釣りをしながら進めばよかったと思いました。
12時前に到着。
この大きなナメ滝のある目の前が少し高台になっていたのでここで幕営です。
今回はBCを作り明日は西ノ股沢を遡行し、
山猫森のコルからそのまま本流を流れる沢を下ってBCへ戻るという計画です。
この辺の山の地形図を見ると、どの山も「○○森」という名が付いていて可愛らしい。
なんだか気に入りました♪
 すると、太陽はいつの間にかなくなり空が怪しい雲行き。
次第に雨がポツポツ、雷も。「また、雨?」と思った瞬間でした。
この写真を撮った時の時刻は15時22分。
すぐやむだろう。そう思ってた突然の雷雨でした。が、、、
 タープから見る目の前の滝がどんどん水量が増えて立派な滝に変貌。
凄いなー。とノン気に構えていたら。。。
あら?やばい?目の前の滝の水量UP。
沢は濁流、Sさんは危険を察知し避難場所確保の為ロープを張りに。
ヘルメット被れの指示。しかし、Fさんはコツコツ夕飯の支度中w
こらぁ、やべぇな。内心ドキドキしながら荷物をまとめる。

あっという間に濁流で増水。
 逃げたw
雨は1時間くらい降ったでしょうか?
突然の雷雨と避難、のっけから貴重な体験となったw
緩やかな標高の保呂内沢は増水するのに時間はそんなにかからなかった。 
雨が落ち着いたので下へ戻る。
幸い幕営した場所までは水は来ていないけど、
集めたマキが流され、残ったものは濡れてしまった。。。
 雨もやんで仕切りなおし。夕食の支度をして焚火に火をつけたり試みる。
1日目の夕食はFさんのハンバーグだった。豪華w美味しくいただいた。

 マキが濡れてても燃えると前回教えてもらってたのでサラダ油を持って来ていたから良かった。
そのおかげで火が付いたのか?分からないが。
夜は天候が崩れること無く安眠できた。
しかし、自分が寝た場所は腰あたりが微妙に膨らんでいて
仰向けで寝ると反り返るような感じで寝ることとなり、寝苦しくて全然寝付けなかった。。。w
次の日へ続く。

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