小川山 春のもどり雪とフェニックスの大岩
二日目は早く起きて朝食をほおばる。
パンとサラダと味噌汁。
おなかの調子は昨晩頭痛薬を飲んだのが効いたっぽくて体調はまぁまぁ。
でも、おなかは緩いけどw
今日は林道から少し登ると春のもどり雪ルート到着。
春のもどり雪は初心者向けのマルチピッチのルートで5.7くらい。
のっけからスラブですが部分部分で難しい場所があります。
でも、快適なフリクションと緩いスラブをサクサク登れて楽しい~♪
3ピッチ目、最後の垂直な凹角の壁をリードしてみるか?と言われて挑戦するも、
最初の取り付きで辞退。
3、4mくらいの高さだったのですが、途中に支点が無いので怖くて登れなかったのでした。
とほほ。
撮影者Sさん |
春のもどり雪は完登。頂上からの景色は最高でした。感動した。
こうしてクライミング出来るのもここに居る自分の意味。
山の仲間が居るからこその感動や、お互いに登ってあーでもないこーでもないとルートを登ったり。
昨日よりは雲が多かった今日だけど、気持ちのいいクライミングが思い出となった。
危なくない岩峰であそんでみる |
岩がカッコよい |
頂上でしばらく休憩し、懸垂は2Pで降りた。
懸垂するときは必ず懸垂支点にバックアップを取ること。
結び方は綺麗に結んでしっかりとコブにすること。
ロープの繰り出しで少し失敗しましたが、2時間もかからずに往復の行程を終えた。
春のもどり雪を下から見上げる |
帰りにボルダーの岩場に3人取り付いており、挨拶をすると知っている顔。。。
お互いに顔を見合わせて
「あっ」
小田原のロックフィールドというボルダリングジムのオーナーOさんでした。
後で聞いたら同じジムに行っているSさんも本当は行く予定だったらしい。
しかし、生憎の夏風邪でこれなかったそうです。最近風邪はやってるの?
沢に下りて汗を流してお昼を食べにキャンプサイトへ戻った。
おなかの調子はまずまず良くて、そうめんいっぱい食べれた。
午後は林道脇のフェニックスの大岩へ到着。
本当に林道からすぐでビックリした。
最初に簡単なルートで1P登ってその後リードで登ってみた。
右側のクラック部分からリッジ沿いに登るルートは支点が沢山あって安全です。
でも、失敗すれば当然怪我する高さではあるので緊張します。
ガバが多くてもまるっこくて、しっかりかかるホールドが無いため気弱になります。
緊張しながらもとりあえず登りきれた。
セカンドビレイもやりやすい広さを意識して設置。
後はトップロープにして何本か登った。
中央のチムニー登りは登り方の指導を受けて快適登攀で3回くらい登った。
今思えばもうちょっと登りたかったし、春のもどり雪ももう一回登りたかった。
また来よう。
今回のクライミングは自分にはとてもいい経験ができました。
それは初めて来た小川山だからっていうこともあるけれど。
自分は沢登りみたいにガツガツ正面から登りがちで、
岩登りは体を少し横に加重をかけたりして登ると楽になると言われるが、不得意w
なかなか出来ないので意識して登る様にしよう。
スラブは片足加重の方が安定するらしく、
小川山のスラブは試されるスラブだと感じました。
何より、私たちが取り付いた岩場には誰も来なくて独占状態でゆっくり小川山を堪能できた。
コメント
コメントを投稿