渓流の女王にチュウ♥

足が痛いので躊躇していた釣りの予定でした。

足首を捻挫して、日常生活も不安な事も多くて。

山を歩き始めたとき山を教えてくれるはずだった方が、

「自然体で行きます」と、告げた日でもありました。

さて、釣りですが。

最近、釣りの奥深さ。楽しさ。みたいな物がなんとなーーーく、自分の心に芽生えて来ました。

魚と遊ぶのも単純に楽しいのですが、

「魚が居てくれよ！」と飛ばした毛鉤を水面に浮かべた瞬間、

一点集中で水面に揺れる毛鉤を必死で追いかける。

心が休まります。集中するからでしょうかね？

まだヘタクソなので、飛ばしたい場所に毛鉤が飛んで行かないけれど。

竿を振ってひたすら魚が遊びに来てくれるのを待つ時間が心地いいのです。

そして、かかった時の瞬間。釣り上げた時の感動。

なんとも言えない喜びなんですよ。

こうゆう気持って、今はまだ始めたばかりだから芽生える気持なのでしょうか？

私はこの気持をずっと大切にしたいと思いました。



ヒメウツギ



林道から下りてちょっとした沢に山女の影を見たという事で、

渓流の女王・山女に会いに行って来たのでした。

沢の水がなんだかとっても綺麗に澄んでいて、水に引き込まれます。

山女を釣るので糸を細いものに変えて、毛鉤は釣れそうなアリさんタイプ。

沢には虫が沢山飛んでいました。

竿を振って、水流の流れを良く見て、毛鉤を流す。

一瞬でした。

毛鉤を見つめていると視野に魚影が入り込んできた瞬間。

パクっとアワセだ！と分かって山女を釣り上げた。

サイズは小さい。２０cmくらいだったかな。

初めての山女を釣り上げておでこにチュウをしてリリースしました。

なんてかわいいのでしょう。

凄くスレた山女ばかりでしたが、もう一匹釣り上げました。

山女は私と沢山遊んでくれたのでした。

山女は岩魚とアタリの感覚がまったく別物でした。

山女は一瞬でスッと来てしまう。早いw

その後も粘りに粘って流した毛鉤を無視されw

スレた山女に完全に遊ばれちゃってる自分でした。

 立ちこんだり、しゃがんだりでじっとしたりで足首が痛くなりました。

行く前にジィーがテーピングしてくれたのでいくらか固定はされていたのですが。

帰りは林道に咲いてる花を見て帰りました。



フタリシズカ



ヒメレンゲ



ジャケツイバラ



タツナミソウ