本谷川水系 四町四反ノ沢 右俣
林道をてくてく歩きながら目的の沢へ歩みを進めていました。
見上げた空が蒼かった!
今年の私の沢登り3本目〜〜♪ 本日も沢日和☀でした。
場所はヒルの聖地、本谷川からキュウハ沢と隣から出合う四町四反ノ沢へ行ってきました。
メンバーは山の仲間Uさん、Fさんと3人で遡行。
二人は前に四町四反ノ沢へは来ているようですが、まったく覚えてないとの事。
入渓地点はここだっけ?とあやふやな記憶で、
違うのじゃないかと先を歩いてみたら林道終点でした。
とりあえず戻って目的地に到着です。
堰堤を越えるのに徒渉した場所で早くも濡れますが水がヒンヤリ冷たいです。
4つ堰堤を越えてキュウハ沢と四町四反ノ沢が出合う手前のゴルジュに到達します。
ゴルジュ始まりの前衛の滝はへつりながら取り付き、
その先の滝で早速ロープ出していただきました。
3歩目の足がかりがない上にヌメヌメ滑るのです。
次はトラバースして越える場所です。
こんな所でドボンしたら一気に下までサヨナラですw
怖いからとFさんが積極的にロープを欲しがりました。
でも、Fさんは覚えてないそうですが前回ロープなしで難なくクリアしていたようです。
この頃から経験者の二人には「?」な遡行が続いたようですが。。。
私は全てが新鮮なのでルンルンで楽しみます♪
とりあえずここは私は安全のためFIXで通過しました。
渡りきった所でヤスデが歩いてたので気持悪かったです。
ゲジゲジとかムカデとかは気持悪い生き物ですね。
滝が連瀑した場所を通過し、大きな釜を持った滝です。
ここもヌメヌメしており、唯一滑らない場所を足がかりでグリップ効かせてクリアしました。
まぁ、落ちてもここは釜にドボンだからいいですけどね。
今日は、どうやら水量が多いようです。
登れない滝が続いたので巻きますが、巻きも「?」になり、
行かれないと行き詰まり、対岸に渡ろうとしても水量が多いので渡れません。
沢を大きな倒木が横たわりそれを伝って対岸に渡ってゴルジュを突破しました。
ゴルジュ突破に1時間も費やしてました。
キュウハ沢と四町四反ノ沢の二俣にやっと到着。
ここから水量が減り、小滝を越えて行きます。
左から登攀だが、ヌメヌメ過ぎて巻きます |
この先も小滝やナメが連続して出て来て標高を稼ぎます。
どれも簡単に越えられます。
所々でヌメヌメしてるので歩くのは注意が必要です。
慎重にどんどん沢を詰めて行きます。
こんな感じでいいですね♪
左から登ってトラバースして越えた滝 |
まだシャワーはしたくないので、シャワーを避けながら小滝を越えます。
ここで5、6mくらいの滝が現れましたが、Fさんがすぐに取り付いて登りきってしまいました。
ヌメヌメしていて怖いのでここでもロープ出していただきます。
取り付いてみるとガバのホールドが沢山で登りやすかったですがやっぱりヌメヌメ怖いです!
先程の滝を越えたら小滝が続き、二俣に分かれる場所まですぐでした。
手前で二俣かな?と思う枝沢が出てくるので注意ですね。
ゴルジュにて時間を費やしてしまったので、左俣と右俣で時間的に進路変更をする予定でしたが、途中でピッチ上げたので時間を取り戻す事が出来ました。計画通り右俣を進みました。
右俣はここから見ても奥に5段くらい滝が続いているのが見えます。
手前は4m程の滝を右から巻きます。
ここから先の滝は岩が脆くてどれもグラグラ。
ヌメヌメしていましたがこの5m滝も怖がりながらもしっかりと越える事が出来ました。
最後、水流の方へ行き過ぎて右半身シャワーしちゃいました。
ハングした10m滝が現れます。
ここは右から高巻きますが巻いてたらどこまで巻いてしまい、、、^^;;;
あれ?次の滝も巻いてるよ?
一旦下りれそうな場所が出て来たのでUさんだけ下りてみると、
「この滝も登れないや!」と声を出すw
じゃぁ、このまま巻いちゃった方がいいんじゃない?と協議の結果、
この沢の核心部、右俣の滝群を全て見る事無く、
そのまま尾根に詰め上がってしまいましたw
巻きは巻きすぎると下りるの面倒になっちゃいますねぇ。。。なんてw
ここから岩稜地帯を登り岩がどれも脆いですが木の根っこ沢山あるの安心でした。
獣道を通過し、時折出てくるトゲトゲのバラの枝が所々に沢山生えていたので注意します。
ザレた所に出てここはフラットに足を置いてとFさんに言われますが
怖い〜とヘッピリ腰の私でした。そして熊笹の広い尾根にでました。
土がふかふかで歩きやすいけれど、結構な斜面でヒーコラ登ってどんぴしゃ竜ヶ馬場へ出ました。ここで靴を履き替える二人。私は沢靴のままです。めんどうだからw
ヒルチェックをすると私には付いていなかったですが、
Uさんは吸血されて1匹小さいのがついてて、
Fさんも大きいのが1匹スパッツについてました。
遡行中はヒルの気配が全くなくて、「居ないなぁ」なんて忘れてましたが、
やっぱり居るんですね!ヒルの聖地!
竜ヶ馬場は登山客が数名行き交っており、今日の山日和を物語っていました。
ここで一人の年配の方に「どこの沢行ってきたの?」聞かれ、
少し会話をしつつ黒飴をいただきました。
オジさんは毎年体力チェックで大倉〜蛭ヶ岳ピストンを
7時スタート19時までに下山を決めているそうです。
そうゆう山の楽しみ方もあるのだなぁ〜と思いました。
帰りは天王寺尾根で林道まで戻りましたが、時間も15時を回ってたので駆け足で下山w
何故。駆け足だったのか?疑問でしたがw
歩きやすい尾根だったので1時間ちょいで林道へ出ました。
林道ではヒメウツギとハルユキノシタが花盛りでした。
♣
今回はキュウハ沢手前のゴルジュ、右俣の滝の部分を軽く他人の記録で見たらば、
「自分には行けるのか?」と少々不安ではありましたが行ってみたらなんて事ない。
楽しく登攀できました。
右俣はあのまま滝を進んでたらやはり自分のレベルには高かったかもしれないと感じました。
経験を積んだらまた行ってみたい沢でした。
沢はスリリングと癒しの空間です。
四町四反ノ沢左俣ならうちでも行けるかなあと言っていますが
返信削除ヒルのこと考えると萎えますね~ほんと軟弱です。
きのうは沢日和でしたね。
うちはモロクボ沢にやっと今年初沢でした。まだまだ水が冷たかったですが、沢はやっぱり気持ちいいですね。
ぜいぜいさん、こんばんは。
削除左俣の方は平凡に緩やかに終わりを告げるようなので、ぜいぜいさんなら大丈夫です♪
むしろ、右でも大丈夫ですよぉ。 ^^
ヒルは思ったよりも居なかったです。まだ、今の内ならこの辺は遡行できますね。
モロクボ沢は水が冷たかったですか。水量結構ありますもんね。
西丹の方が石が明るいので沢が余計綺麗に見えます〜。
四町四反ノ沢に行ったと伺って昭文社の地図を見ましたが(載ってない)、キュウハ沢の傍でしたか
返信削除確かに蛭の宝庫ですね・・というかいろいろな沢行かれていますね。
滑ったらドボン ただ水の中ならいいですが岩は怖いと一人でビビッていましたよ。
あと釜底でイヤなものがグルグル回ってるって・・・水死体!!とか
(発想が素人&貧弱でごめんなさい。)思うと怖いです。。シュノーケリングは得意なんだけどな・・。
岩がグラグラ ヌメヌメをロープなしで登っているのはカッコいいです。
それからいつも思うけどスタイリッシュですよね。それもカッコいい。
maychoiさん、こんばんは。
削除沢を経験されて、ヌメヌメが分かりましたでしょうか?
怖いですよねー。私はヘタレなので、毎度歩くの遅いし、よろけてます。
沢はですね、鹿さんの死骸とか、滝壺でグルグルしてる可能性もあったりするようですよ。まだ、見た事ないですけどw
maychoiさんは泳ぎ得意そうだから、釜で水泳できていいですね♪
スタイリッシュなんて言っていただけると嬉しいです。
全然、スタイリッシュじゃないんですけどねwww
らえさん、初めまして。
返信削除ツイから来ました~。
沢登り、カッコイイですね!もうただひたすら素敵!と思います!
2m程度の渡渉もやっと、濡れた岩ですっころぶ私には全く無縁の世界なのですが、
こんな風に見えるのかぁ・・・と私にとっては新鮮なアングル、見せていただき嬉しいです。
何も知らないので会話が成立しなくてゴメンナサイですが、また寄らせて頂きますね☆
あ・・・もうヒルですか。早いですね。
cyu2さん、こんばんは。
削除ツイから訪問していただきありがとうございます♪
私もヘタレだし、徒渉もヨタヨタしながらですよ。
全然カッコよくもないのが現実ですw
もっとカッコよくなりたいもんですけど。それはいつの話やら?
でも、喜んでいただいたみたいで光栄です。
また、遊びにきてください。
ほら、平日のだるんだるんな時にねw
明日から暑いので、ヒルの活動も活溌化しそうです。
生きてんね、水がさ。
返信削除