玄倉川水系 同角沢出合までの雪見ハイク

前日、ユーシンまで行こうと計画していた。
朝、寝坊したw
やめようとしてたけど、ベランダの積雪っぷりにウズいて急いで支度した。
行ける所までで雪の玄倉林道ハイクしてきました。


9時に玄倉バス停下車。
時間もあまりないのでサクサク歩く。
いい天気で太陽が出ている。
山は樹氷だ。
ちょっとワクワクする。
発電所を横目に林道スタスタ。
雪は思った程ない。
でも、ベチャ雪になっている。
小川谷出合を通過し
 白銀の世界。
でも、ちょっと思ったより雪少ないかな。
 歩いてると粉雪が舞って落ちてくる。
とても幻想的な歩きを始終堪能した。
 境隧道に到着。
 粉雪がすごい降って来てたwww
とてもキラキラしてよかった♪
 ふと谷間に目をやると白銀の世界。
 新しく完成した新青崩隧道を通過。
ヘッデン装着。
 中間でカーブがあるので真っ暗になる場所があって、一人だと怖いw
 隧道の先もマッシロな玄倉♪
 石崩隧道に到着。
ここを抜けたら玄倉ダム!
 ダムサイト!
ダム心が躍る♪
 いい、グリーンに癒される。
玄倉ダムの水は本当に綺麗。
白とグリーンのコントラスト。
 水面に白い樹氷が写って、とても綺麗でした。
ここまで、登山者らしき足跡はなく、タイヤの跡はしっかりとあった。
歩いてると車が何台か通過した。
積雪も5cm程度で、思っていたより積もってない。
玄倉ダムを過ぎて橋が現れるがその下からいい滝が!
 モチノキ沢。上部はナメている。
先を遡行してみたい渓相であった。
しばし見とれる。
 小さな隧道の手前、左側に踏み跡の痕跡がありこんなものがあるのに気づく。

 これは何に使ってたのだろうか?
 テケテケ歩いて、同角沢出合に到着。沢へ降り立つ。
 やっと沢に降りれて癒される。
 雪景色の沢もオツです。
 夏を恋しくなって水辺を眺めていた。
 対岸に渡れる場所があったのだが、花崗岩の丸い岩が登山靴じゃ怖くて。
ジャンプ出来なかったから遠目から同角沢のF1を堪能。
 2段で流れ落ちる。落差15mくらいか。
今年は同角沢を遡行できるかな?
と、夢膨らませて、癒されながらここでお昼。

 前回、相棒くんがテルモスのコップをミズヒ沢のどっかに転がり落としてしまって、
毎度、コップ持参となる(汗
 ちょうど座れる場所になってた所でノンビリしていた。
すると天気が怪しくなってくる。
太陽が隠れてガスってきた。
本当はユーシンまで行きたかったのだけど、、、。
雪降りそうだったので戻る事にした。
 タイヤの跡はしっかりと。
自分の足跡を踏みつけてやった。
 帰りも粉雪まって冷たいw
でも、楽しい。それが雪。
 玄倉ダムすぐ近くからハシゴがあり、コンクリートに遮られた滝があったので上に登って観察する。
これがアッチ沢でした。
上部はナメていてなかなかであるが、どうやら階段上に登れば3段くらいあったみたいですねぇ。
来た道を戻るのだから、特に何もなくw
予定より早めにバス停に着きそうだったので、小川谷でも観察しようと仲ノ沢林道へ向かう。
 お?ゲートがある。こんなのあったっけ??
法面工事の為通行止めしている。
しかし、鍵とか付いてなかったので開けて先を進みます。
 レッカ水まで来て昨年の夏に来た時、ものすごい土砂だらけだった林道が。
綺麗になっていた。
 この先のカーブでトラックと仮説トイレが設置されており、ガコンガコン音がw
 工事してたのでそそくさと戻った。
 3月14日までは通過出来ないようなので、仲ノ沢経路とか使うバリエーションは出来ないかも?
 
発電所到着。
帰りは早い。あっという間である。
 ガスが発生し、冷気を感じる。
14:20くらいにバス停に到着。
ネットで調べた時刻と今のダイヤが違っており、寒さに震えながら待った。
しばらく付近をウロウロ。
 公共の交通機関を使うと、こうゆう時間が「ムダ」のような気がしてくる。
 15:06にバスが来たので、無事、順調に自宅に戻って来れた。
 
 
朝は早めに起きれなくて寝坊した。
でも、少しの時間だったし、たいした内容じゃなかったけど、山に来て滝をみれて良かった。
様々な気持が交錯し、涙を流しながら同角沢を見ていたけど、
イヤな物が流されて行ったような気がして少しスッキリした。
玄倉はダムが出来る前は丹沢黒部と言われたくらいもの凄かったみたいだが、
その時代の玄倉を堪能したいものです。
昔のブルーガイドだと、冬の沢登コースで同角沢とザンザ洞を奥野道幸さんが進めています。

コメント

  1. 雪の玄倉林道は素敵ですね。

    木々も、沢も、尾根も、そして、道も、白一色。
    時には自分の足跡だけ。
    音も消える静寂な真っ白な世界。
    そこに一人いる自分。
    時には牙をむく優しい自然。
    こんな冬の山が大好きです。

    ちょっとキザですね。詩を書いたつもりはないのですが、
    raeさんの写真を見ていて、いつも思っている山への気持ちがこんな自然な形で出てきました。

    返信削除
    返信
    1. やまじんさん、こんばんは。

      玄倉はあまり標高も高くないので、樹氷だった木々はどんどん溶けて来ていました。
      でも、そのおかげでキラキラ粉雪舞って素敵でした。
      山に来ると良い事が必ずあります。

      雪は何故だか静寂な世界を広げますね。

      削除
  2. モノトーンの世界はいいですね~
    雪もべったり着いた樹氷より、結晶がみえるようなうっすらとした霧氷のが趣きがありますよね。
    一人で歩いたの?
    しんしんとするこんなところを、一人もまたおつですね。

    返信削除
    返信
    1. ぜいぜいさん、こんばんわ。

      緑豊かな山々、秋の暖色の山、モノトーンの山。
      いずれも四季を通じて山を堪能するのはいいですね。
      特に雪山は深々とした静寂がたまりません。
      この日は溶け出した木々の雪が始終林道で粉雪舞って綺麗でしたよ。
      一人でお散歩でした♪そう、一人もオツでした◎

      削除

コメントを投稿

人気の投稿