寄〜後沢〜後沢左岸尾根〜後沢乗越〜鍋割山〜後沢右岸尾根 失敗編

朝は早めに起きて寄大橋前で駐車。
後沢の出合へ向かいます。
ボランティア林Aに進路を取り、今回は作業経路を進みます。
堰堤を越えて。鹿柵を越えます。
道標のテープ付いてる方が後沢右岸尾根に行きます。
今日は反対の作業経路、沢沿いを進むよ。
 作業経路を進みます。
するとすぐにハシゴが出てきます。
鹿柵を越えてーの、ハシゴまた登場。
ハシゴの板が横へ体重乗せると曲がるw あっぶねーwww
のっけからスリル満点である。
そして岩肌に設置のわくわくハシゴ登場。
なんか怖いイメージを受ける。
信憑性のない感じがスリル倍増www
その後も沢沿いを歩くので、
ハシゴ
ハシゴ
ハシゴの遊園地状態。
すると、2段堰堤へスライド式のハシゴ登場。
どのハシゴもロープの設置があります。
ロープはしっかり固定されている。支点が錆びてる場所もありました。
堰堤の滝も、石積みな所がいいです。
暫くすると枝沢が出てきます。
対岸に林業の看板が設置されてるのでこっちの沢沿いは何処へ向かうのか気になるw
 そして3段スライド式+丸太橋が登場。
よく架けたと誉めたたえたいくらいである。
すると2回目の枝沢が出て来て二股に沢が分かれます。
水量が多い方が本流。
枝沢には堰堤がありここを越えて後沢左岸尾根に取り付くはずが。。。
どこでしょう???www

本日はネットで検索した地図と、
イガイガさんの記録の地図を参考に尾根に取り付く場所を探すが、???
踏み跡らしきものがあるが、獣道にも見える明瞭な踏み跡が枝沢の左岸に付いている。
イガイガさんの地図の記録を見ているとどうも左岸から堰堤を越えて沢を徒渉し尾根に取りついてる。
もう一つの記録は堰堤右岸から尾根に取り付いてる。
見た目では堰堤の右岸は登れるような場所はない。
どっちの記録が正しいの??

さて、困ったぞと。
しばし、困惑。
とりあえず左岸に明瞭な踏み跡があるのでそこを登ってみるが、しっかりしている。
これ、正しいんじゃない?
この山をトラバースしながら後沢左岸尾根に取り付くのかな?
と、思うが、どうも南側に行き過ぎているような。。。?
相棒くんが「ちょっと行き過ぎじゃない?」と指摘。
現在位置をGPSで確認した。
等高線をみるとこのままこの明瞭な踏み跡を辿ったらまったく目的地に行くとは思えない。
地形図はかなり切り立って厳しそうだし。

さて、困ったぞ。
相棒くんが「このままこの上の尾根に上がって向こう側へ行けないかな?」等と言う!
えー、登っても下れなかったらヤバいっしょ。
と、拒否る。山は登っても下れない事多いし。
仕方ないので尾根へ上がってみる事に。
ザレて滑る急斜面、時折獣道か?と思うような明瞭な踏み跡らしきものが感じられる。
ここは滑落したら沢まで一直線コース。
落ちたくない思いで恒例の必死に木の根っこ探し。
ここで、
「あ。バイル。。。」
そう、今日は欲しくて買ったバイルを持参していた。
しかし、登り始めですぐに出せる訳もなくw
自力でヒーコラ尾根へ上がる。
等高線の丁度谷間の近くの尾根に居るのはいいんだけど、ここを下れるか?
と、見るも先は白ザレの谷間がお出迎え。
白ザレやだなー。やだなー。
下ってみるがなんとなく危なそう。
見た目傾斜は緩やかなんですけどねぇ。
そこを下って沢に戻るのはやめてこのまま尾根を詰めて緩やかな尾根に乗るしかないと判断。
今思えば行けたのかもしれないと思うけど。
ここからはアイスバイルを片手に急斜面、ズルズルを登る。
ほぅら、結構な斜面ですね。
アイスバイル大活躍だが、時折石に当たって突き刺しても刺さらないw
しっかり固定されると、持って来てよかったーと思った瞬間だった。

尾根を登り返して次のピークへ向かう。
もう、このまま栗ノ木洞の手前の尾根に出るしかない。
つか、そこしか出れないんだけどww
そしてイネゴ岳へ到着。
ここまでの尾根では熊糞を何個か見た。
ふと横を見れば行きたかった尾根は遠い。。。
一般登山道を目指してさらに上へ登り詰めるよ。
途中、開けた場所では素晴らしい景色が見れた。
詰め上げ間違えてラッキーを貰えた瞬間だった。
鍋割山稜がよく見える。いい場所です。
もうひと登りすると一般登山道ですが、その前の平らな場所へ出た。
ここがまたいい場所であった。テント張れるね。熊こえーけどw
鹿柵が現れ、越えたり。
越えても意味なかったりw
一般登山道に出た。ようやく一安心である。
ここでひと休憩。
ここから本当はマルガヤ尾根に行きたっかたが、
またアキレス腱が少し痛いし、疲れちゃったのでw
鍋割山へ行ってお昼にして下山とする事に。
のんびり山頂を目指す。
本当はここから上がってるはずだったんですがねぇwww
今日は失敗!また今度ね!
尾根の途中から行く予定だったマルガヤ尾根が見えます。
また、今度ね!
鍋割山までの登山道の途中のいつもの展望のいい場所からの眺め。
海が光ってた。
あら、やだ。
今日の富士山はなんかいつもより格別に美しい。どうしてかしら?
 鍋割山へ到着。今年早くも2回目w
 初・鍋焼きうどん
草野さんに挨拶すると
「また、来たの?」といわれる。
今日はこないだよりそんなにハイカーは居ないが寒いせいで鍋焼きうどんをみんな注文しに中へ入ってくる。
山荘は寒さしのぎにみんな暖を取りにくる。
なんか、今日は風が強かったですからね。。。
神・草野さんは忙しそうにしていた。
「忙しそうですね」と話しかけたら。
「今日は来て欲しくないんだけどねー」と、草野節w
うどんが冷えきった体を温めてくれた、顔の血行がよくなった。
いや、本当、こないだ来た時よりも富士山がいい。来てよかったわぁ。
食べたら寒いしとっとと下山開始。
途中の1000mのペンキマークの所で一般登山道を外れます。
尾根はジグザグに下ります。踏み跡は明瞭で立派な尾根です。
 
 美尾根ですねぇ。
P762に到着。
ここでテント張れるw。いいテン場を発見した。
鹿柵があるので鹿柵を越えて。ベンチに到着。
その後突然大きな岩が出てきます。
道標がお目見え。どこ進んでも出れると思うけど。
登山道入口の方へ進路取る。
これはあきらかに熊の足跡!!!

そして、管理棟を目指して、朝の出発地点の場所へ戻って来た。
もっとサクサク進むかと思った日だったが、スリル満点の山行が今年1年の始まりとなった。
おつかれさまでした。
帰りは山の神に挨拶をして、滝郷の滝もついでに見て帰宅した。

ヒーコラする場面は、本当に緊張するしイヤだけど、Vルートがやっぱり楽しいのだった。
寄は未だ、沢山の経路を制覇できてない。もっと歩き倒す必要性があると思った。
その為には早くバイクを。。。
私は手に入れなくてはw

コメント

  1. raeさん、お疲れ様。

    目的の尾根は、もう1本先でしたね。
    一番斜面が、きつい尾根に取り付いてしまったようです。
    この下の尾根には、後沢から綺麗な仕事道があったと思います。

    今回の尾根の取付点まで行けば、そのまま、後沢を登って行った方が楽だったと思います。滝もなく、後沢乗越にピッタリと出ますから。

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  2. yamajinnさんへ
    目的の尾根への取り付き、あの堰堤をイガイガさんは無理矢理越えたのか?古い記録だから地形が変わったのか?
    分からないですが、堰堤を右側からの記録だったんですよねぇ。
    それに従おうとしたらこんな事にw
    他人の情報に左右されすぎないように気をつけますw
    今度は下ってみますw

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  3. お疲れ様でした~。
    しかし凄い斜面!
    四つん這いがとってもとてもグーざんす。
    オラも四つん這いしに行きたい(っていつもですが)ぞー!
    16枚目の写真が好きっす。
    いつか同じとこ行かせてもらいますね!

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  4. mocamboさん
    結構な斜面でしたよー。
    mocamboさんも急登好きですか?ww
    まだ行かれてないなら是非。
    3段スライド式ハシゴはいい感じですw

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  5. 以前下降したとき有ったロープ無くなっちゃったのかな。
    下降でのルーファイ全然OKだったのだけれど。

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  6. i_wata18さん
    後沢右岸尾根ですか?
    どこらへんのロープでしょうか?
    沢のとこですかね?
    何にせよ、他人の記録より、自分の目で地形の判断能力を研ぎすまさないと駄目ですねw
    今回は失敗です。。。
    次回頑張ります。

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  7. 後沢乗越から西に下ると、左右から沢が攻めてきて尾根が消失しますがその部分の急降下部にロープありました。raeさんもGPS記録では歩いている辺りです。それが無くなっていたら上りにくいと思います。私の写真にもある堰堤の北側か?。ロープ部の写真撮って無かったです。
    http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-92338.html

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    1. 堰堤の北側ですか?
      取り付いた急尾根のピークの下に、やはり、行けたのでしょうか?
      私のみた限りではロープの設置は見当たらなかったです。
      流されちゃったのかもしれませんねー?
      沢筋はすぐに地形が変わってしまいますしね。

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