早戸川中流、ウォーターウォーキング

天然のジャグジーが本当に温泉とかにあるジャグジーと同じで、
泡がプチプチ弾けて気持ちがいい。
水は冷たいけど体にまとわりつく水疱がなんとも気持ちよくて癒された日だった。

本当は友達とガールズ富士山へ行くはずが、私がこないだのナメラ沢での激ネム状態で、
仕事帰りが遅いのでとてもじゃないけど富士山は行ける気がしない上に予算もないのでキャンセルさせてもらった。
その代わり知り合いを誘って小川谷廊下でも行こうかと計画していたが、平日に集まるのはやはり厳しいね。集まらないので次回に見送った。
山の仲間Sさんが時間が空いているようなので、
「午前中だけでよければ行きましょう」と言った私の誘いに
「早戸川本流をウォーターウォーキングしましょう」と提案していただきました。

円山木沢出合で本流を降りて入渓。 名物の岩小屋を通過した。
 
ここを越えた先に広がる渓相も大岩がゴロゴロしていた。そして、絶好の昼寝スポットの岩もあった。

 もう、ここだけでも十分楽しいw。

大岩が立派な滝になっている所ばかり出てくる。

釜も深く、いきなり腰まで浸かったり胸まで浸かるほど。
そして、水量が豊富で水圧も勢いがある。

空は快晴で 水がとにかく綺麗だった。

光が差し込み綺麗な淵が広がる所が現れた。
ここも前へ進むとどんどん底が深くなった。




こんな感じで大岩を越えて、積極的に(無駄に?)水へ立ち向かう。

越えられない場所も多々あったりする。
とても豪快で、丹沢にしてはスケールの大きい沢だった。


しかし、これ、ウォーターウォーキングか?!
という程激しいwww

ここも越えられないので巻いた。荷物が極端に少ないので今日は楽チンだ。

そして水しぶきが四方八方に飛び散る滝が出てきたw
笑っちゃうくらい立派な水しぶきw
左から越えようと思ったけど、かなりシャワーになるのでやめて巻く。
この辺まで沢は男性的で豪快だった。

太礼ノ沢出合に到着。すぐ隣からは瀬戸ノ沢も合流する。

岩の集合体みたいな岩があった。堰堤の名残かと思ったが自然の岩らしい。

そして、ゴルジュへ。沢は右に大きくカーブする。
早戸大滝まで歩いたことのある人なら分かるだろうけど、もうすぐ丸木橋まで近い。


経路を辿ると現れる渡渉場所、丸木橋に着きました。
以前、積雪期に来た時に左にある自然の倒木を利用した橋が架かっていましたが、
流されてましたねw

そして、カニの横バイする岩場が見えた。
沢を歩く方がよっぽど安全だw
帰りはここで若い青年グループにとすれ違いました。

最初とは渓相が少し変わって滑らかに沢を歩きます。

岩壁にホトトギスも咲いてました。9月の花。
自分の誕生の月に咲く花だからホトトギス結構好きだよw

天然のジャグジー発見!
泡がプチプチ弾ける感覚を全身で感じる!

今回は水中撮影をしてみた。
泡がきれいー♪

本当に水が綺麗で、楽しく水と戯れながら雷平へ到着。
雷平は左の沢へ行くと早戸大滝へ向かう。まっすぐ進むと原小屋沢だ。
ここで休憩とティータイム。
今年は渇水で水量が少ないというものの、早戸川は魚止橋からは水量豊富。
ウォーターウォーキングと言うわりには前半は激しかったと思う。
一部、越えられると思って取り付いた水の落ち口に足がかりが足りなく、
Sさんに引き上げてもらった場所があったw
股が裂けるかと思ったwwww

一つでもいいから滝でもあったら沢としてまた立派だったのだろうと思いますが、
隠れた名渓を見つけた感覚を楽しめました。

帰りは経路を辿って魚止橋にちょうどお昼に着いた。
私に予定があったのでスムーズに行程を終えて帰路となった。

沢靴を脱ぐとヒルは数匹付いていたが、きっと帰りの登山道で付いたのでしょう。
沢を歩いてる最中は居なかった。
以前来たときは延々と林道を歩いたけど、魚止橋まで車でこれちゃう楽さは快適でありました。
夏の終わりが近いけど、楽しすぎた早戸川でした。来年も訪れたいです。

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