寄 手代沢

夜勤でヒーコラしていた先週。
気がつけば雨棚以降山に行っておらぬ。

今月の例会の机上講習がセルフレスキューなので参加したく公休取っていた。
夜勤だと、山に行くのも難しい。
でも山に行きたくてウズウズしている自分がいる。
単独行を久しぶりにしようと色々と調べ始めた。
夜勤明けで行ける辛くない山。やはり、自宅から近い蓑毛スタートか?
大山北尾根周辺の散策か?
検索してた結果、そういえば行きたかった初心者向けの沢、春岳沢に行けるかな?
と、調べて。
「一人で行ける」自信が湧いたので単独で春岳沢の探検に行こうと決めたのだが、
 偶然にもtetuJA11さんと休みが被った。
どうやらマイナーな沢の遡行に行くと言っている。
ならば一緒に行くかという話になり同行させていただいた。

寄大橋に到着。
 いつもの柳又を履いて沢支度。
今日は雲が多いが、晴天で暖かい。
ブルーの空に飛行機雲がくっきりライン♪
いい天気。
寄大橋から林道をしばらく歩くと手代沢に到着します。

橋って。
入口と出口があるの知ってます?
「橋名板」と言って、 橋名板の取り付け位置は、
漢字橋名が道路、路線の入口なので左側に漢字橋名、
出口に右側にひらがな橋名を記載するのがルールのようです。
そんなプチ情報を挟みつつ、目的の沢へ到着。
取り付き口にこんな柵があり、すぐ下にハシゴが2本かかっているが、
トラバースするにはちょっとグズグズしてそうな感じで降りれなさそうなのでそのまま真下に降りました。
こんな風にハシゴがかかっています。
 左側にも2本目がかかっていますが、使いません。
沢に降り立って手代沢。
すぐにF1の滝がありますが、倒木がジャマw
水流右側にもハシゴが設置されています。
不思議な滝www
F1の上から撮影。
滝を登るとこんな渓相していました。
日射しがあたって明るい。
歩いてたらこんな人工的なコンクリート?の形跡がありました。
水量はけして多くないですが流れはしっかりとあります。
ガレた沢だったり
 2mくらいの小さな小滝があったり
 寄の岩質は脆くてボロボロ取れたりグラグラしたり
こんな岩肌、色も青いですね。
このまま終わっちゃうのかな?
って、思った矢先に滝が現れた。
なかなかの滝である。
ここは直登するのは無理なので右から巻きます。
セルフビレイを取って一段落、登ってきた場所で写真撮影。
ホールドはあるが、最後グズグズなのでアッセンダーを装着しゴボウで登る。
しかし、クライミング技術ないのにこんなとこフリーでスイスイ登るtetuJA11さんはほんとスゲーなとw
左にトラバースしようとするが危ないのでまたロープ下ろしてもらいゴボウ。
登りきってまたセルフビレイする。
自分のスリングで確保しようとしたら木の太さに負けてセルフビレイ取れなかったwww
tetuJA11さんに「それじゃ短いw」と注意受けるwww
tetuJA11さんと行くと自分のギアを使わないのでこの日は5㎜×3mのロープスリング、
家に置いて来ており、ソウンスリングしか持ってなかった。
そんれじゃイカンですがw
踏み跡がありここから降りて、沢に戻る。
途中、足を岩に引っ掛けたらサッカーボールくらいの岩が簡単に落ちたw
ほんと、脆くてなんか怖いw
 この先も小滝が現れる。
どれも難なく登れる。
どれも2mくらいの小滝とナメ滝で、歩いてると自分が巨人になった感覚である。
どの滝も可愛らしくてミニチュアみたいで気に入ったw
すると途中で二股に沢がわかれました。
右に進路を取ります。
雰囲気が暗いので明るい場所を求めて沢を詰めます。
少ないながらも水量はあまり変動がなく流れています。
少し歩いた場所でお昼とし下山進路を考えます。
ここでGPSで確認するとP753の下にいるのでピークを目指して獣道を歩いて上がります。
左に鹿柵がずっと続きます。
途中、発砲の音が対岸の尾根の方からした。
ヒー(汗
寝ていないのでこの辺から体がちょっと疲れ始めますがなんか元気ですw
鹿柵をなんとか破れたところから越えます。
 すべる斜面を登り、振り返ると景色よかったー。
 ここで鹿柵にまた阻まれたが、左に越えられる場所あった。
 そしてP753に出る。
ここからは色々と経路があるとのことで等高線の緩やかな方を下ります。
踏み跡があり、林業とかの作業道みたいになってるので、歩きやすいですが途中で消えます。
 すると、成長の森の経路に出ました。
ボランティア林Bで下山、滝郷沢のちょうどF2の所に降りれました。
写真がウマく撮影出来ませんでした。
モノレールがどこまでも続いてる。
モノレール沿いに下降してF1の滝を近くで見ようと試みるが敗退。
見える場所無しw
 そのままモノレール沿いで下降。
無事に下山できた。
そして滝郷沢のF1を観賞。
滝郷の滝の迫力はよかった。
落差12m+3mくらいか。
 国土地理院の地図で示されてる滝の位置とは全然違う場所にあるこの滝。
気軽に見れる。
 慰霊碑があったのだが、写真ブレブレ。
寄大橋までてくてく歩いて帰路となりました。
この辺は経路が多くて本当に面白い。もっと調査したい所です。

今日は寝ないで山でしたが、意外と普通に行かれました。
ただ、顔は相当腐った顔色してたと思いますがw
内容もそこまでハードじゃなかったので良かったです。

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