意地になって セドノ沢左俣へ
F1を越えると左に本谷F2がすぐ見えます。 セドの沢は右へ進路を取ります。 表の人気の沢はフォールプレートが設置されてるので分かりやすいですw |
セドノ沢入口のプレート |
セドF1は右側を登りますが、上部水流へ足をしっかり置いて越えます。 |
F2も右から登り、中間で1段下りる場所がちょっと緊張w |
右俣との出合いに到着。 サクサク通過。登れる滝ばかりなのでどんどん越えます。 |
遊んでる人がいます。水は冷たいです。後で「寒い」などと抜かしますw |
きれいに剥がれた靴のゴムの部分だけ落ちてました。なんだかコレだけ落ちてると怖いw |
滝が連瀑している渓相が好きです。この眺めが好きなんですよ♪ |
奥にあるのが大滝です。登攀するとそんなには難しくはない滝ですが、今日は巻きます。 前回は大滝の前衛にある滝の方が登るのにちょっと嫌らしかったです。 |
滝の上で相棒くんはアホ踊りをしていますが、
この後大変な思いをすることも知らずノンキです。
ガイドブックによると両岸踏跡があると記載があったので、
私達は左岸を巻き始めますが意外と急な斜面と踏跡と言うより獣道です。獣道が交差し少し困惑します。
登り続けると下降できなくなるので下降点を探しながら前進しますが、周囲に特に目印はありません。
下降する場所が分からず、沢の様子を伺います。
内心どんどん不安になりますが、下を見ると少しの水が流れる支沢があります。そこから下降出来そうと判断し、立木にロープを設置し私が先に下降し先へ進めそうか確認をしてから相棒くんも下降。ロープを引きました。
まだまだ未熟な私たちだけでは気持ちに余裕がなくなり、私は若干てんぱり気味になってしまいます。
焦ってはいないが眠かった頭はフル回転でこの先どうする?と予測と、現実の自然界の厳しさを感じます。
下れなかったらどうしよう?
そういう言葉が何度も何度も頭に出てきます。
しかし、どうしようじゃない。どうにか安全に下りることが第一目標なので周囲を見渡し考えます。
私が下降しようとした場所は間違いではなかったと思います。
最初の立木には古びたスリングがあったので「ここは下降している人がいる」と感じました。
沢が見えた時、最後の下降点部分およそ8mくらいはあったでしょうか?
岩を見ると階段状にスタンスがありそうで下りれると思うが、結構垂直に見えます。
高さもあるので落ちたらヤバイと思ったのでロープを下ろしたかったが懸垂下降できる支点がありません。あるのは倒木が2本横たわっているけど、1本は不安定。もう1本も頼りない強度。。。
絶対にこんなので懸垂下降は出来ない。と思ったので、補助としてロープを持ちながら下降しようと考えました。
倒木にロープを通し、バックアップに捨て縄としてしっかりした木の根にバックアップを取りましたが、やはり下降してみようと行こうとしますが、信頼度が上がらず、いまいち踏み切れませんw
少し斜面をトラバースすればしっかりした立木があるのでそこまで移動することにしました。
立木は数本あったのですが、今度は下が見えない。ロープを下ろした所で届いてなかったら嫌だな。。。と思って少しせり出している立木が1本2mくらい下にあったのでそこにロープを垂らした。下が見えるので目視で届くだろうと思ったので私が先に懸垂下降。
無事に大滝の上に降り立つことが出来ました。
ロープも数メートル余ってたので最初の立木があった場所でも届いたのかも知れないと思った。
色々反省すべき点はあっただろうが、とりあえず何事もなく沢へ戻れた。
相棒くんは私の心労を他所にへーチャラな顔して「楽しかった」と言ったwww ここで相当時間を食った。
大滝の上、ここに懸垂下降した |
続く滝を越えるとそろそろ
終了も近い・・。
相棒くんも久しぶりの沢に楽しんでいたので良かった。
ゴルジュの中の10mの滝から巻いて書策新道へ出たら沢は下降します。右岸を登って行くとアザミが痛くてチクチク。これが嫌ですがすぐ登山道にポンと出ます。
変なキノコみつけた |
看板落ちてたから立てかけた |
この橋よくしなっていました。 |
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