西上州 大ナゲシ 

鎖場天国 両神山!

 と、楽しみにしていた15日ですが、生憎tetuJA11さんの予定変更によりキャンセル。
しかし、16日は予定通り日帰りとなったが大ナゲシに行って来た。

この日の天気は☀
朝5時にお迎えに来ていただいて奥秩父を目指す。
以前、鶏冠谷へ行った時に通過した道の駅みとみから更に30分もかかる今回の登山口。
途中の雁坂トンネルは6625mもあります。長い、しかも車あんまり走ってないw
気持ちのよい走行が出来ますw
知らなかったのですが、雁坂峠は日本三大峠の一つとされているようです。
渓谷の間を通過してやっと着いたと思ったら8時はとうに過ぎていた。。。

独特な雰囲気の廃村。
取り付き口はニッチツ鉱山の廃村の中にあります。
適当なスペースに駐車をして準備をして歩き始めます。
赤岩橋の近くに駐車しクライムオーーン!
もちろん最初は廃村の中を闊歩。
 まずは赤岩峠を目指すのです。
 静まり返る廃村、どの家も綺麗に残っている。
 こんな看板がありました。

 取り付き口はこんな感じです。
最初からずっと登りっぱなしの樹林帯をジグザク進みます。
時折覗く木々の間からは岩峰が!
ワクワクする〜♪
薄暗い樹林帯を抜けると稜線へ出て明るくなります。
景色が良くなります。
 でもまだまだ赤岩峠は着きません。
視界が開けてくるとジグザク大きく登って行きます。
周囲も岩が多くなります。
いいお天気で良かったですが、登りっぱなしでヒーコラヒーコラw

実はこの日、私は女性たる月の病、お月様デーでした。しかも2日目w
こうゆう日に山に来るとよく分かる事ですが体が重い......。
自分の体なのか?? と思う程に体〜足が重くて重くて。
いつも牛歩ですが、更に牛歩になってしまう。
スピードも出なければ息切れをすぐ起こしてしまう。
腹痛がある訳でもないのですが元気なのに体調不良。
お月様デーの時に山は絶不調だという事が2回目で骨身に沁みました。。。
もう、こうゆう時にはオウチでおとなしくしとこうと思いました。
反省。
さて、そんなこんなでtetuJA11さんにはご迷惑をおかけした山行でもあったのでした。

登山道は落ち葉が凄くて、滑るし、岩が隠れて危ないw
 
赤岩峠に到着。
道票の錆びてる方は、「金山←→野栗沢」と表記のようだがもう、読めない。
展望はいいが、吹き抜ける風が冷たくて寒いw
見上げると赤岩岳が目の前にどーーんと構える。
 私が足を引っ張っていたため、時間が結構かかっているので
大ナゲシまでピストン山行とします。
目の前の赤岩岳は、行ってみたいとそそられる景観なのでまた、次の機会に。。
赤岩峠からは県境尾根を大ナゲシの方へ向かいますがヤセ尾根が多くなります。
 途中の展望のいい場所からの赤岩岳の眺めが素晴らしかった。
これはやはり赤岩岳も面白そうだ。
両神山はこの山々の奥かな?
ここからじゃ見えないらしい。
 こっち側は雪が増えてきます。
アクアステルスでは滑る滑る。
雪が深くなってきたので、tetuJA11さんに4本爪アイゼンを借りて歩きます。
遠くからは近いと思っても歩くと長いw。
まだ着かない。

 アップダウンを繰り返して大ナゲシの目の前まで到着する。
 さて、ここからが核心部の始まりか!
と、ワクワク。
持って来いと言われてたヘルメット装着!
いきなりの岩登りになるが、トラロープとザイルが下がっている。
ザイルは伸びるのでトラロープを掴んだ方がいいでしょう。
左側に垂れているが、本当は右から登るのが正解でしょう。
左は岩登りしてる人なら平気だと思いますが女性は背丈が届かないです。
先にtetuJA11さんがフリーでスイスイ。
登ってみたらなんかザイルの方が怪しいらしい。
ここでロープ下ろしてもらいました。
今日はアッセンダーがないのでハーネスで確保。
tetuJA11さんに「フリーで登れ!」と言われるが手袋が滑るので無理でしたw、
トラロープ掴んで登る。
傾斜のある所なので、サクサクっと登ります。
でも、高さがあるので落ちたら危ないかな。
 登りきって上から撮影。
 岩稜に到着、山頂までもうすぐ。
ここで鎖場が出現。
 登りきって上から撮影。
鎖がこんなひっかけて垂らしてる鎖なので驚愕!
錆びてるし、怖いねこの鎖。。。
ここを登ったら山頂に到着。
大ナゲシ 1532m

あれ?
もう、終わり??
と、思う程登攀要素が想像してたよりもユルい。。。
ま、いっかw
と、言う事でお腹もペッコリだし、景色を堪能して昼ご飯とします。
山頂から赤岩岳と先ほどいた場所、赤岩峠に歩いてきた尾根が見えます。
こうみると赤岩岳の登りはなんと急だろうかw
 どこがどこだか分からない西上州の山々。
綺麗に三角形の山がある、無名の山だそうだが、登れるのかしら?
今日はいい天気で良かった。
しかし、風向きが急に変わって、山頂に風がなかったのに風が吹き抜ける。
寒いので早々に下山する。

下山は違うルートで降りるが、高度感のあるトラバース道であった。
 ここでもさっきと同じ鎖が下がっている。
 鎖が途中で引っ掛けて繋がってるw
やだな、この鎖。。。
行きでロープ出して登った所に合流。
あら?ルート2つあったのね。どっちが巻き道だったのか?
未だに不明w どっちも怖いけど、下山して来たほうが巻き道であろう。
マーキングに気づかなかった我々w
来た道をアイゼン付けたまま無事に下山。

楽しい山歩きとなったが、どうも登攀要素が物足りないと感じずにはおれない
二人だった。

帰りは廃屋を探検して帰路につくとした。
 社宅のようだ。
 これはいいラジカセ! 
つか、懐かしい。
 保育園。

時が止まった空間が廃屋は素敵よね。
さて、帰宅です。
帰ろうと車を走らせたら、国道140号の途中で
16時過ぎまで通行止めになっており帰り足止め。
ちぇ。
仕方ないので戻る。
 ここはまだ動いてます。
 かわいらしい郵便局。
事務所でトイレ貸してもらう。

 時間があるのでこのへん散策。
 壊れた吊り橋。
どうやら、仕事道の様です。
時間を潰して帰路となりました。
今回は運転、tetuJA11さんお疲れさまでした。
tetuJA11さんの予定に乗っかって同行させて貰いましたが、
また、お願いします♪
 
※写真は数枚、同行者さんのを使用しました。

コメント

  1. 岩稜の詰めは面白そう。でも、秩父の奥地に入ったことがない。

    山頂から美しい峰々の眺め、最高!

    行きたいけれども、あまりにも遠い。

    時間が止まったような廃村、不思議な空間です。

                    yamajinn

    返信削除
  2. yamajinnさんへ
    岩稜の詰めは楽しいですが、ほんの少しだけでしたw
    物足りなく感じました。

    西上州は埼玉に住む友人がよく行きますが、
    バリエーションが沢山あって面白そうです。
    そして、ヤセ尾根、岩稜も多くていいですね。

    廃村は規模が大きくて全部見切れないですね。
    綺麗に残っていて不思議な空間です。
    ポッカリ人だけ消えてしまったような感じで。。。

    機会があれば是非。

    返信削除

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