劔岳 点の記

2009年　日本
監督：木村大作
出演：浅野忠信、香川照之、中村トオル、松田龍平、宮崎あおい、ほか

映画の公開は6月の20日から全国ロードショーですが、一足先にマスコミ試写会に行って観てきました。新田次郎の同盟小説が映画化です。

明治39年、参謀本部陸地測量部の測量手柴崎芳太郎は五万分の一地形図作成のために三角点を設置し、地図の完成をすべく、死の山と言われ前人未踏の剱岳をめざす。
同時期に山岳会の小島鳥水が剱岳初登頂を虎視眈々とねらう。
なんの為に登るのか？
誰かが行かねば記録は作れない。
そんな男達の物語。

撮影が大変だったろうと凄く思いました。
それと、景色の素晴らしさ。
美しさがたまりませんでした。
劔岳に登るまでに、周りの山、別山、天狗山、五色ヶ原、室堂、雄山、劔御前、前劔、最後に劔岳の頂上を目指す過程も良かった。
こんな景色を生で見てみたいと思いました。
いつか剱岳にいけるぐらいレベルアップしたいもんです。
監督が自ら力入れた作品だけあって素晴らしい出来だったと思います。
映画館で見る事をオススメします。