サムサッカー / THUMBSUCKER

2005年　アメリカ
監督：マイク・ミルズ
出演：ルー・プッチ、ティルダ・スウィントン、キアヌ・リーブス

履歴書や明日の未来や仕事や今年いっぱいの自分の未来を考えて暗くなり、とめどなく流れる涙に今の不幸を流してくれという願望を願い、今日は腹痛で家にこもり、トイレットペーパーを買いにスーパーへ出かけたついでに古本屋で1000円分も漫画を買ってしまい、後悔したけど、この映画をみたらなんか気持ちが和らいだよ。

物語は、
17歳になっても親指を吸う癖をやめれない事に、少年の心の病と家族や学校の事、少年の成長を繊細に描いた物語。

監督は、世界的にクリエイティヴな世界で活躍してきたマイク・ミルズの長編映画第一作目。
音楽は、THE POLYPHONIC SPREEです。
特典映像を見たら監督は役者に自然に演じて欲しかったらしく、セリフもアドリブな場面が多かったようです。

そして、思春期な少年が、同級生の少女とちょっとプラトニックな関係になった時のシーンとか、観ていて初々しさを感じてしまいました。
とても純粋な作品だったと思います。

それぞれが、それぞれの立場での悩みを抱えてるのだと感じました。

それから、キアヌ・リーブスは、超、脇役でした。イラナイじゃんって思いました。
でも、それが逆に面白いと後から感じてきました。