大普賢岳、何回目??

大峰山脈は行けば行くほど楽しい。
大峰奥駆道は、吉野と熊野を結ぶ、修験道の修行の道の事で、170Kmに及ぶ距離と標高1200〜1900mの山を歩き、大峰山脈の主脈に75ヶ所の靡(なびき)と呼ばれる行場が75ヶ所点在します。

何度も歩いている大普賢岳は標高1780mの山で、登山道に指弾ノ窟、朝日窟、笙ノ窟、水太覗という行場が点在。笙ノ窟は遠くから見ると雅楽などで使用する楽器の笙に似ているため付いた由来があるそうな。

行場が現れたあたりから登山道は急峻に登る箇所が増えてくる。やがて鉄のハシゴが何十個も出現してきます。
まだか?まだか?と思うと小普賢岳に到着。ここのピークは眺望は無いのでスルーして良いと思います。
少し下って登り返すと石の鼻という岩が出ている眺望の良いポイントに出ます。
ここから小普賢岳と大普賢岳が見渡せます。
大普賢岳は石楠花の木やシロヤシオの木が多く、みごろの季節に来るのも良いのだろうと思うがまだ一度も花の時期に訪れていない!何回も登っているのにw
更に登り続け大普賢岳の山頂へ到達します。
大普賢の山頂はそんなに広々とはしていませんが、かすんでいなければ眺めは素晴らしい。大峰~遠くは金剛山の方までが一望出来て最高です。
今回の仕事は大普賢岳ピストンなので和佐又ヒュッテまでの往復。良い天気と結構涼しく登れたことが嬉しかったです。山はすっかり秋の便りが訪れ始めています。一気に秋山突入かな?!
また、楽しい時間をありがとうございました。

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