ゆるふわスノーハイク 大菩薩嶺

友人のＫ君から、「今年は真面目に山登りをしていきたい」と連絡が来た。
Ｋ君はボルダーからクライミングを始めた人で、縦走はあんまりしていない。
そんな訳で何処へ行きたいか質問をして帰ってきた返答が「雲取山」
神奈川西部に住む我々には遠くないかい？と、思った。
しかも前夜出発にしないと厳しいだろうと思ったのでもっと近場を提案した。

第一候補は大菩薩。
その後思い立って愛鷹山を提案した。
どちらも早朝出発なら問題ない山なのだが、、、。
「夜出発なら大菩薩。夜出発が無理なら愛鷹山にしよう」
と言われた。

朝５時に友人と落ち合った。
Ｋ君は、「調べたんだけど、今から大菩薩行けるよね？」と、言う。

私は最初に早朝待ち合わせで大菩薩は５～６時間の行程で行けますよ。
と言ったんだけどな。。。（汗
３時間しか寝ていない私の回路は？？？？？な感じで頭働かず。


彼は「大菩薩行きたい」と言うので、急遽行き先を変更することにした。

しかし、よく考えてみれば地図は無いし、大菩薩に行かないことになったので
こうゆうのは良くないな。。。
と、思いつつ大菩薩へ向かった。

８時前に裂石駐車場から歩き始める。
記憶が曖昧なので、最初は間違えて山道から歩く登山道を見失い、林道をヒタスラ歩いてしまった。
朝は凍結しており、アイスリンクのよう。
途中の堰堤でアイスできそうないい氷を発見。

今日は空が蒼く澄んでいて、眺めが良かった。奥秩父の山々を眺める。

9時頃、ヒタスラ歩いた林道から、本来歩きたかった山道の方へ入ります。

40分くらい歩いて上日川峠へ到着。ここでトイレ休憩とアイゼンを装着。

６本～１２本爪のアイゼンを使う人、様々です。チェーンスパイクの人もいました。
いずれにせよ登山道は凍結してる場所も所々多かったのでアイゼンはあった方が良かったです。
私はトレーニングのためもちろん１２本爪でいつもの重い足取りで歩きます。

10時半に福ちゃん荘に到着。唐松尾根で雷岩まで向かいます。

眺めよす。

唐松尾根は傾斜が緩やかですが、標高を稼ぐとちょっと登りがきつくなります。

樹林帯をヒタスラ歩いて展望が開けてくると富士山と眼下に町と大菩薩湖が見えます。

青い空とまぶしい太陽。風もそんなになく快晴。今日はいい天気。
こうゆう日の山登りはやっぱり気持ちがいい。
息を上げながら、１、２、３、と数字を刻んで一定のペースで登ります。すると、雷岩に到着。ここからはもう楽になります。

眺めが良い。登山者も思ったほど居なくて、程よい。

どうせなので、大菩薩嶺のピークを踏みに行きました。無展望で何もない。

 

景色よす。

稜線へ出ても硬い雪で道路にように歩きやすい。

ショボいカメラで頑張って撮影。

雷岩からの道

小屋で休憩しようとするが戸が開かなかったｗ

 

介山荘～黒岳方面。あの先は静かな山歩きが出来そうでいつか縦走したい。

12時半に大菩薩峠到着。

去年より全然雪が少ない。

帰りも凍結箇所が多くて林道までアイゼンつけて下山。
途中、ブランコに乗って遊んだ。
いい天気で友人は今日を楽しんでくれたので良かったと思う。

足が疲れて水ぶくれが出来た。
冬靴とアイゼンで片足１．４キロの重さに慣れない私なのでした。
トレーニングはまだまだ続く。。。