雪の蛭ヶ岳へ

 
丹沢を好んで歩くようになって4年くらい経過していた。
今まで一度も蛭ヶ岳へ登頂したこと無かった。
行く理由や行きたい尾根、何しろ車所持して無いので遠い。のが原因で行かなかった。
今回、自分の脚力がどのくらいなのか?を知りたいと思ったのと、
トレーニングの要素も含めて意気込んで蛭ヶ岳を目指した。同行者は山の仲間Sさんと。

塩水橋に駐車し、7時頃林道を歩き始める。
林道は除雪されてる所は凍結し、注意しながら歩いた。
除雪がされてない場所からは雪が現れた。
塩水川を渡る橋を渡って天王寺尾根で丹沢山へ向かい、
登り始めると固くしまった雪が滑って歩きにくいのでアイゼンを装着した。
 
堰堤がある所も雪があると目立って眺めが良い。

天王寺尾根から丹沢山までの登山道はブナ林と雪のコラボ。

展望が良い場所からは丹沢三峰。

ここまで雪が硬いので歩きやすかったが所々でアイスバーンになってる所もあった。
 
眺めの良いポイントがあり、ここから大山がよく見える。歩いてきた場所を眺める。
今日はかなり遠くまで見渡せた。
ショボいカメラなのでそこまで写らないのが残念。

丹沢山までまだまだ。
 
ブナー♪

スリムな1本ブナー♪

雪の大山。と尾根がきれい。

10時半前に丹沢山到着。雪いっぱい。

ここからが勝負。蛭ヶ岳まで道のり長いです。

眼下には大好きな玄倉川の渓谷

蛭ヶ岳の前に不動ノ峰を越えないとね。。。

1回だけ踏み抜いて股下まで片足がズボリ。それ以外は歩きやすかった。

12時半に蛭ヶ岳到着をタイムリミットとした。

眺めが良い。丹沢の中ってこんな雰囲気だったのか。と改めて感動。

でも、道のりがまだまだ。。。

眺めが良いので写真をパシパシ撮りながら行く。写真を撮ると休憩できる。

やっと蛭ヶ岳目の前に。鎖場は鎖が雪で埋まって歩きやすかった。
 
1時前に無事登頂。タイムリミットを越えてしまった。

行くと決めた時は達成をする気でやる気満々だったが。
気持ちが途中から心折れたのもあってペースがあがらず。
あまりにも道のりが長くて、先が見えてしまったせいだろうか?
蛭ヶ岳に行く理由が今まで無かった事が原因だろうか?
やはり相当な時間がかかって暗くなる前に車に戻った。
アイゼンと冬靴で歩くことにまだまだ慣れていないしパワーもない。
いつも軽い靴や沢靴等ばっかりだったから脚力がやっぱり足りなかった。
情けない。

景色は最高だと思って大満足だったが、もっとノンビリ歩きたい稜線だと思った。
期待していた霧氷は地面に落ちていた。。。
その代わり歩くとカラカラ氷のぶつかる音が鳴って楽しんだ。

ヘロヘロに疲れた1日だった。
その疲れも心地よい。
後になって思った気持ちは厳しい山のほうがいい。
辛ければ自分の糧になり、自分の弱さがよく分かった。

コメント

  1. raeさん

    ブログの文章、大きくして頂けませんか?
    前回より小さくなり、年寄りには読みづらくなっています。
    今回は写真を見るだけであきらめてしまいました。

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    1. yamajinnさん、
      すみません、今まで入力方法を変更したので小さい文字でした。
      一応標準サイズにしてみました。
      このくらいでどうでしょう?

      削除
    2. raeさん、どうもありがとうございます。

      読みやすくなりました。
      蛭ヶ岳初めてだったとは知りませんでした。
      積雪が多く、苦労されたようですね。

      明日は単独で東丹沢惣久経路へ行ってきます。

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    3. yamajinnさん、読みやすくなってよかったです♪

      蛭は今まで遠いのと、行きたいと思った所が無かったので、なんとなく行ってなかったです。

      積雪は歩きやすくてよかったです。
      苦労したのはアイゼンの重さに慣れない自分の体力の無さですw
      トレーニングしますw

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  2. 追伸

    画面を拡大して、読むことが出来ました。

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