西丹沢 大滝沢〜地獄棚〜雨棚

tetuJA11さんに同行をお願いしていた行きたかった滝の遡行に行って来た。
 
天候は生憎のくもり☁
そして、寒い。この日20℃も無かったから沢歩きは少し寒かった。
歩きながら秋から冬を感じた山行してきた。

大滝橋へ到着し、林道の入口でゲートで通行止め。
この先で陥没している為しばらくここから先は徒歩でアプローチである。
でも、到着するとすごい台数の車が停車している。
何事?
 あ、ハンターだ!
林道を歩いてるとハンターに会った。
この日、沢山のハンターが山に入っていた。
鹿の駆除だそうだ。
いつもは車で素通りしてしまう林道沿いの沢も綺麗な渓相な事に気づく。
峰山橋の所で豪快な陥没が現れる。
立派な陥没www
すごいねぇ。
ハンターその1
 登山道の崩壊あり
なんとか橋が流されてない
ヤマカガシがしゅるしゅる。
ハンターは近くに居たけど、銃を置きっぱなしだったり。無防備じゃね?w
そしてマスキ嵐の出合で沢に降りる。
 大滝沢を遡行する。
 ちょっと崩壊気味
 砂が埋まって綺麗だったり。
 松田警察署の看板があったり。
 堰堤を越えます。右にトラロープあり。

ここを越えたら沖箱根沢が見えてきます。
 沖箱根沢のF1の滝。落差20mくらい。
登攀は水流沿いをシャワークライムするんだそう。
大滝沢を遡行。登山靴でも行けるね。
ここで、「低い所を歩きなさい、落ちてもいいように」と、指摘をされる。
上へ行き過ぎて歩いてる私に注意を促すtetuJA11さん。
なるほどー。
岩の上に立っている木をみた。
生命力を感じる。
砂に埋まって綺麗な釜に癒されたり。
滑床歩いたり。
岩の模様が綺麗だったり。
このナメ滝を越えたら地獄棚。
 ドーンと出現。地獄棚。落差50m。
右側もすこし水が流れている、今日はどうやら水量多めらしい。
これはいい滝である。
地獄棚右から流れる水流は雨棚へ向かうナメ滝3mがある。
雨棚は鬼石沢になります。
ナメ滝は右側から、スタンスあるので越えられますがヌメリ注意。
上から見下ろすとこんな感じ。
この先は、
こんなんだったり
こんなのトラバースしたり。
木にスリング付けて渡る。
 雨棚前の4m滝。
ここを越えたら、
こんな渓相。
tetuJA11さんが不振な行動をし始め、「あれ?行けないかも?」と言う。
どうやら手前の釜が以前まではガレで埋まって容易に越えられたそうだが、また流され釜が出現していたようだ。
ここの釜はなかなかの深さだな。
さて、しばしお考えのtetuJA11さん、アンカー1本打って渡るとします。
4m滝の上からの景色

再度出現した釜に難儀した。
tetuJA11さん、右壁面にアンカー打つ。
先にロープでトラバースしながらここをクリアする。
私はテンションかけっぱなしでビレイする。
tetuJA11さんのロープの使い方は勉強になる。
まだ初心者の私には見た事無い使い方をする。さすが専門職。
こんな感じで無事にクリア。
ロープはそのままにして、雨棚前へ向かう。
左壁面には、100mの無名の滝が。
水量がチョロチョロであるが、それもまたいいじゃないか。
そして、奥には見たかった滝が!
雨棚を目の前にした。
切り立った岩の間に流れる落差50m。
すてきー。
手前の地獄棚が男性的であるなら、
雨棚は女性的な滝じゃないか?と思った。

あ!!
上部のスラブ隣、ひょんぐり してる!!
雨棚はもっと水量少ないそうですが、この日は水量が多かった為か?
ひょんぐりってた♪

十分に堪能し、そろそろお昼にしましょうかー?
という雰囲気ですが、どうにもこうにもスッカリ寒くなってしまった。
とりあえず地獄棚まで戻ってみる。

 へっぴり腰の下降中。
斜め懸垂で行かないとそのまま釜にドボンだよ。と言われ慎重に下る。
地獄棚に戻っても結局沢だから寒かったw
「体あたためるか」
ここから尾根に詰めて一軒避難小屋まで行く事にする。
 地獄棚をすぐ急峻に登ります。
途中、岩沙参(イワシャジン)が一杯咲いていた。
ヤセ尾根をしばらくヒーコラ登る。
体が温まった。
 雨棚の上にあがった。
 石標が埋まってたり
 また、ハンターいたり。
鬼石沢左岸尾根の取り付き口を横目に、一般登山道と合流。
一軒避難小屋で昼食とした。
 いつもお世話になってるお礼に今日は昼食をご用意した。
 小屋の周辺を猟犬がウロウロ。
 おまえ、サボってんじゃないの?
まったり休憩し下山としました。
帰りの登山道は所々で崩壊がありました。

今日は、ロープの握り方を教えてもらったり、
山行としては少し緩めな内容だったが、また、一緒に同行をお願いします。

※数枚だけ、tetuJA11さんの撮影を使用しています。

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