中川川東沢水系 ヤビキ沢

ヤビキ沢。

そう、その名前をどこで拾ったんだろう?
ナメが美しい沢として行ってみたいと思ってたので早速調べて相棒くんと行って来た!

いつも拝見させていただいてるマイナールート探検隊のブログを頼りに。
同じように沢の最後までは詰めないで途中で引き返すルートで遡行した。
病み上がりの自分には十分な山行となった日でした。
7:47頃西丹沢自然教室に到着。
つつじ新道を目指します。
 久しぶりにつつじ新道を歩いたのですが、
以前とはだいぶ様変わりした光景に驚きながらゴーラ沢出合を目指します。
尾根を歩いてるとなんやら視線が。。。
!!
鹿に見られてた。。。
今日はタマゴダケがポコポコあちらこちらで目につきました。
雨の後は出てきやすいのね。
 ゴーラ沢出合に到着。
こんな看板前、あったっけ???
「相変わらずの水量だなぁ」と思っていた。
大きい橋でも架けてくれればいいのに。
と、常々思う場所だ。
ここでどうせ濡れそうなので沢支度をする。
今日は新しく買った沢靴、アクアステルスの性能と歩き慣れる為に今日はおろしたて〜。
モンベルのサワーシューズとは全くの履き心地が違うので、
違和感を感じながら早速ジャブジャブ徒渉する。
ゴーラ沢の2つ目の堰堤が見えるくらいまでは一般登山道を歩きます。
タマゴダケ
右に登山道を外れる踏跡のある所をトラバースして進む。
すると沢に降り立ち丁度2つ目の堰堤の目の前に出た。
ん?
ここからどうするの?
堰堤を左から越えようにも越えられるのかわからず?
右往左往。
今回のトラブル?(またもや道迷いw)は、ゴーラ沢への降りる場所を迷ったのだった。。。
ここから先は一般登山道をウロウロし始めるw
しかし、等高線みても位置はあっている。
しかし、どうにもこうにも降りれるような場所が無い。
すれ違う登山者の視線も痛いw
やっぱりさっきの場所か?と、戻ってみる。

結局、3度も同じ場所に来て堰堤を巻こうという結果になりいざ、巻いてみたら。。。
あら?
意外と踏み跡がある。
登れるw
降りれるw
正解でした。。。
やっぱり巻き道探しに慣れてない我々はまったく気づかなかったのだ。。。
 ここから降りて来た。
 暑くてウンザリするくらいのゴーロ歩きでゴーラ沢を遡行。
やがて沢が二俣に分かれる
右へ行けばヤビキ沢が始まる。
さあ、ワクワクしながら右へ歩を進めると。
出合すぐさまのナメが私を迎えてくれた
「わー!」と、歓喜極まる。
それと同時に、「水量多い!!」
 写真で見たしとやかなナメは、今日は勇ましく水しぶきを上げて水が流れていた。
さっそくはしゃぐ相棒くんは、すっかりズブ濡れになっている。。。
滑好きの私としてはナメで寝てはしゃぐが定番なんですけどw
この日の水量、水に浸かると結構な冷たさを感じる。
手で触るとキンキンなのだ!
キンキンに冷たいのだ!
濡れたら、死ぬ。と思ったので、なるべく濡れないように歩く。
ナメの中を歩くにも凄い水圧で、ウッカリしてたらよろける&滑る&流されるくらいだ。
早速、柳又のグリップの発揮に感動し、テンションもあがる。
まったく滑らず、サクサク登れる♪
しかし、凄い水量。。。
結構長いナメを歩き、
終わってもナメが現れるのである。
ナメ滝が現れる
 いいねぇ♪
あそぶ。
長い場所だと4、50mくらいはあったろうか?
丹沢の秘境をまた一つ体験する事が出来たのであった。
ヤビキ沢は本来、このまま詰めると石棚山稜、テシロノへ詰めるらしいが今日はハード山行はしないの。
あくまで、アクアステルスソールの性能と足慣らしの山行だ。
しかし、始終遊びながら遡行するw
3m×5mの2段のナメを越えた場所まで到達し、そこで昼をいただく事にした。
 今日の相棒くんはNEWアイテム、グリベルのメットをおろしたて。
 かっちょいー。
  空を見上げたら気持よい。夏空だった。
 鍋女、ラーメン完食。
お昼が終わったら下山開始。
来た道を引き返したのが今日の山行です。
 とかげいた。
 沢下りは本来、危ないものですが、ヤビキ沢はナメも緩やかなので気をつけて下れば問題無しでした。
あっと言う間に下ってしまいました。
また、季節を変えて遊びにこようと思う。

今回の反省点はまたもや読図の失敗?下調べの失敗と把握でしょうか?
先日、例会でも机上講習が「読図」だったので、
その時勉強したのが「連続的現在地把握」でした。
自分の歩いてるその先まで読図が頭に入ってないから迷うのですw
地図が読めるようになっても、まだまだモタモタしちゃうし正確性に自信がない。
実践的練習が必要である。
 
アクアステルスソールについては初めてキャラバンの沢靴を購入したが、
モンベルのサワーシューズの方が、
つま先と足裏感覚がすごく伝わり登っていて安心感があるが靴だとつま先への力が弱いと感じた。
そして、花崗岩に抜群のフリクションを発揮したアクアステルスソールに感動した。
まったく滑らん!自分がすごく登れるようになったと錯覚を起こす感じくらいw
それと、フェルトだと巻くとき滑るのだが、アクアステルスソールはあんまり滑らず、
登りやすかったし下山までこれ一足で十分だ。
なんも問題無し。
アクアステルスソールで十分な沢だったら履き替える靴は不要だと思った。

コメント

  1. 去年の夏は、滑滝が美しいヤビキ沢、モロクボ沢、マスキ嵐沢を登りたいと計画を立てたのですが、暑さで、ダウン。
    結局、2ヶ月半も山から遠ざかってしまいました。
    半分は、沢登り滑落のトラウマを、拭い去ることが未だに出来ないこともあります。

    今年は何とかしたいと思っています。足元は相変わらず、ウォーキングシューズでの挑戦になると思います。

    raeさんに手ほどきしてもらうと、何となく嬉しいのですが。

                       yamajinn

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    1. やまじんさん、こんにちは。
      ヤビキ沢は全然問題ないです。
      ただ、私の遡行した場所までですが、あの先は5mくらいの滝がありました。
      でも、ナメだけの堪能でも十分楽しいです。
      今年は行かれるといいですね。
      手ほどき出来る程の技術はまだ、ないですけど(汗
      今年はどこか、沢に挑戦しましょう♪

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