四十九日のレシピ


2013年日本
監督:タナダユキ
出演:永作博美、石橋蓮司、二階堂ふみ、岡田将生、原田泰造、他
公式HP http://49.gaga.ne.jp/
*STORY*
ある日突然、母・乙美がこの世を去る。
その頃、娘の百合子は夫との間に子供ができず、挙げ句に夫の不倫相手が妊娠していると分かり精神的に追い込まれていた。そして百合子が下した決断は判を押した離婚届と結婚指輪を家に残し、実家へ戻る。実家へ戻ってみると父・良平の世話する見慣れない若い女性、イモが居た。彼女は更正施設でボランティアをしていた母の生徒で、母から「暮らしのレシピカード」を託され、遺された家族の手助けをして欲しいと頼まれていたのでした。カードに書かれていた母の残された最後の希望とは『四十九日の大宴会』良平と百合子はその母の希望を叶えようと決意。イモとひょんな事から加わった日系ブラジル人青年のハルとともに準備に取りかかっていくのですが・・・。

伊吹有喜の同名小説を「百万円と苦虫女」のタナダユキが監督。
「八日目の蝉」でアカデミー女優になった永作博美がヒロインを演じ、今、注目の若手女優、二階堂ふみが不思議ロリータ少女を演じていた。
乙美が書いたレシピカードや劇中に出てくるソースたっぷりかつサンド、中華ラーメン、ドーナツ。食べ物シーンも美味しそう。フードコーディネーターには何冊かレシピ本を出されているなかしましほさんでした。タナダ監督の作品はどれも結構好きで、独特な間や空気感がなんとも言えないといつも感じます。
今回はヒロインの悩みを通じて母親のあるべき姿を今、自分が母親やって子供にどう遺していけるか?ちょっと考えてしまったかな。。。久しぶりにいい作品でおもしろかった。

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