南紀の沢 古座川・小川・大谷~鳥屋ノ森山

 先週、最強寒波のせいで沢に行けなかったことが不完全燃焼で悶々としていた。やっぱり沢に行こうと!とリベンジ参加してきました。
今回はキンゴさんとわんこさんの3人で南紀の沢へ出かけてきました。

夜出発でいつものピックアップ。就寝道具背負っての荷物が多くてまだ慣れない感じの私。
明日は天気が良さそうなのでやっと南紀沢デビュー!と、内心大喜びです。
海沿いを走る紀伊自動車道を使って和歌山県の古座川まで向かいましたが、夜に移動なので景色わからず。
きっと良い眺めなんだろうなぁ。。。
古座川はカヌーでも有名なよい所らしいですヨ。
夜は道の駅の駐車場でテント張ってわんこさんの美味しいおつまみを肴に乾杯です。程よく飲み食いしたら就寝です。

翌朝、入渓地点まではすぐで集落の中に駐車。
久しぶりの沢支度です。登攀あるような谷ではないと思って足元は久しぶりのフェルトソールです。
しばらく水の流れてない沢沿いの登山道?歩いていきますが途中で道が荒れて無くなるので沢に下りたり山に戻ったり。しばらくするとしっかり水が流れて足元濡らさないようにピョンピョン飛び石になります水量はそこまで多くないです。
歩いてるとずっと奥まで石窯跡が何個か残っていました。沢沿いを歩く道もなんとなくしっかりと付いていて、これは昔の生活道だったのかなぁ??と想像です。

 沢は標高10m程からスタートし、歩いても歩いても標高50~90m程度。地形図の最初に沢が二股に分かれている場所で出合いに小さな小滝があり、そのすぐ後ろに斜滝、それを超えるとすぐ30m程ありそうな切り立った2段の大滝が出現。地形図で見てもそんな等高線が詰まったような感じでもないんですけどね・・・w
その後も沢が蛇行していたりと面白い。目立った滝が終わると延々とナメ床が続いたり。南紀の沢の中でもマイナーな所に入ったのに地形の面白さにすっかり南紀の沢の魅力にとりつかれました。

前回ここに来たときは少し手前でツメ上がったらシダの藪漕ぎで大変だった。と聞いていたので今日の核心はそこだなぁ。。。と覚悟していたのですが、今回は忠実に沢を詰めていったら水が枯れても意外と沢の形状を維持し岩肌と木の根っこ頼りに登れたので意外と結構ラク?に登山道に合流しました。
鳥屋ノ森山457.5mのピークに到着。熊野灘を一望できる初めての景色に大感動~~♪
小さいながらもポコポコと小さな山が連なり、しっかりと谷がある感じの南紀、サイコーです!
南紀沢デビュー達成♪

さて、帰りの下山道はシダの斜面に登山道を作ったような所を沢山歩いたのですが、土がフカフカしていて足を取られたのでした。やっぱりフェルトソールで下山はすべる・・・汗。

今回、体力なかったので正直心配でもあったけれど、ちゃんと歩けました。
久しぶりのフェルトソールの沢靴は最初は慣れなくて、感覚を取り戻すのが時間かかったけれど途中から足取り快調になりました。久しぶりのへつりも楽しかったです。
ロープは1か所だけ滝をまくのに使いました。久しぶりに嫌な斜面を登ったので緊張したけれど、落ちずに登れてよかったです。 そういえばロープスリング持っていくの忘れててわんこさんにタイブロック借りました。ありがとうございます。
最低一か月に一回は沢に行けるように。感覚を忘れないようにしたいです。
楽しい初体験、ありがとうございました。


突然現れた30m大滝

隠れて見えない斜滝でここの左岸をロープ出して登った。
ドボンしても腰までくらいなのだが濡れないように行くへつりが楽しい!
中盤で出てくる深い釜を持った10m滝
6m程の滝に日差しが立ってキラキラした瞬間!
ツメはこんな岩肌続きで次第に木の根っこ掴んだりの斜面登りになってあっさり登山道合流。
熊野灘

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