中御所谷 西横川

今回初めての山域で山登りでもまだ行ったことなかった中央アルプスにある沢を歩いてきました。
ツメは千畳敷カールに詰め上げるという、ドラマチックな展開がある予定が。。。
なんやら天気が微妙で、晴れるやも?と期待して少しの青空と太陽は差し込んだものの、ガスと標高上げると小雨で眺望はあまり期待できずの遡行となりました。残念。

まず、中央アルプスの玄関口、菅の台バスセンターに到着。
ここから登山バスでしらび平まで向かいます。朝、7時30分頃くらいに乗ったかな?
バスの乗車時間は30分程度。平日なのに臨時バス1本出るほどの登山客。意外といましたね。登山の人はしらび平からロープウェイに乗りますが、我々のみ、乗車せず沢装備整えます。
しらび平から登山バスで通過した橋の方へ戻ります。ここから入渓。
8:13 まず堰堤2つを越えます。どちらも左から行ってるみたいだが、我々、左、右と堰堤をやり過ごす。
最初はゴーロ歩きで少し歩いた所で東横川との最初の二俣に到着。

 最初の滑滝4m程度
















立派な東横川の滝が見えます。今回はいつもよりは水量多くてかなり立派な滝になっていますね。
そのあとは息つく暇もなく滝が続きます。









 

20m大滝もホールドスタンス豊富にあるので快適に登れる。振り返ると高さにビビるw
















ここも気持ちよく登れる。ラバーソールにしたのでグリップよく効いて快適である。

 















上がって振り返るとガスがもくもく上がってきていて空がどんどん暗くなる。
















沢が二俣に分かれるここは右手に進路をとる。右はナメが続く。

左でも行けるみたいですけどね。

















谷沿いに沢山の種類の花が咲いており、特にニッコウキスゲは見頃でした。
千畳敷カールでは見かけなかった気がします。



















空はガスって視界が悪いし小雨が降ったりやんだり。

段々と最初の歩きはじめより水温も低くなり水の冷たさを感じるようになる。
そして何度もヒューッ!と流れて来てビックリ&踏みそうになった サンショウウオ。
持ち帰りたい程の可愛さ。
連爆帯を終えていよいよ奥の二俣到着です。左手の立っている大滝30mを登ります。
ここは同行者に先を行っていただきます。最初は階段状なので問題ないですが、
最後の滝の落ち口がちょっと難しいかな? クライミング上手な人は問題ない程度ですが。怖かったのでロープ貰いました。ここの滝場も水量多い上に水がキンキンに冷えていてシャワーになり一気に寒くなってしまいました。
そしてロープ使ったことにより、ロープで動く岩があったらしく(私は見えない&聞こえない)どうすることもできず落石。私の二の腕に当たりました。おかげでしびれて左手力が入らないながらも、ど根性で這い上がりました。幸い怪我は大したことなく、ただの打ち身でした。その後も不安な所はロープをもらいましがそんな出すところもなくw問題ありませんでした。


 















ここへ来てやっと下界が見えたけど一瞬の出来事だった。
 















その後も沢を登る、ゴーロ地帯の源頭って感じの。水量多いので最後まで水ありました。もうそりゃキンキンの冷えた水。
赤リボンとトラロープありましてここから旧登山道、長谷部新道で千畳敷カールまで出ますが・・・。意外と長いなって感じました。それと道は最初は草で見えない場所もありましたがしっかりした道があり、ところどころ枝を最近切ってくれた人が居たようで助かりました。
雨は本降りになり、朝、沢山いた登山客も全くおらずw
ずぶ濡れでロープウェイの駅に到着。
天気が微妙でしたが紅葉の時期も綺麗みたいなので季節を変えてまた訪れたいです。
花崗岩の岩はやっぱりいいですね。
当然、急いで温泉に直行したのでした。寒かったw



















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